9:00〜12:00 / 15:00〜18:00
木・日・祝(終日)/ 土(午後休診)
風邪をひいたら内科に行くように、虫歯になったら歯医者に行くことが当たり前となっています。しかし、風邪を治すことと虫歯を治すことは実はまったく違うことなのです。 風邪の場合、治療後は完全に元の状態に再生します。
それに対し虫歯は、一度虫歯になったら何度治療しても、完全に元の状態に戻ることはありません。むしろ、治療を重ねれば重ねるほど削る量、詰め物の量が増えてゆき、元の歯はどんどん傷ついていきます。
虫歯を治すのではなく、虫歯にならないために歯を守る。
治療より予防。当院ではこのような考えをベースに、患者様一人ひとりに適した、予防歯科治療をお勧めしています。
以下の理由から予防歯科治療に消極的な方がいます。
歯が悪くないのに歯医者に行った結果、削る必要がない歯を無理やり削られるのではないか?そのような不安を抱く方も少なくありません。
しかし、一般的に家庭内の照明で虫歯を視認することはできません。また、痛みがないからといって虫歯がないわけではありません。
自分の歯に虫歯の危険が及んでいないかを正確に知るためには、実際に歯医者に行ってみないと分からないのです。そして、やはり虫歯が発見された場合は数回に分けて虫歯治療を行っていくことになります。
予防歯科治療をせず虫歯を放置した場合、気付かないうちに虫歯が進行してしまい、早期発見できていれば削らなくて済んだ歯を削ることになってしまいます。 結果として治療費がかさみ、治療時間も増え、時間、お金だけでなく何より大切な歯を削ってしまうことになるのです。
医療技術の進歩により歯科治療の幅もどんどん広がっています。 「虫歯になっても治せるからいい。」
「なってから行けばいい。」
「審美歯科で見た目も美しくできる。」 しかし、歯を完全に再生することは今の医療技術ではできません。インレー(詰め物)、インプラント、ブリッジなどは一度頼ってしまうと、定期的なメンテナンスが生涯に渡って必要になってきます。
審美治療をしても、歯本来の自然な美しさを再現することはできません。また、不自然な白さは違和感を与えてしまいます。
歯を削ることで歯は弱くなり、詰め物、差し歯との隙間に汚れが溜まるため口臭も発生しやすくなります。
虫歯治療をすることによるこれらの影響を考えると、治療ではなく予防のほうが大切であることが分かると思います。予防のためには生活習慣、食習慣の見直しが必要です。そしてその緻密なアドバイスは日々のお付き合いを通して初めて可能になってきます。
予防歯科治療の重要性をご理解して頂けましたら、予防歯科治療について、私たちにお気軽にご相談下さい。